集合 \(C\) と関係 \(\prec\) の組 \((C,\prec)\) が因果集合であるとは,次の条件を満たすことをいう:
\[ x \prec y \ \text{かつ} \ y \prec x \Rightarrow x = y \]
(反対称性)
\[ x \prec y,\ y \prec z \Rightarrow x \prec z \]
(推移性)
\[ |I[x,y]| < \infty \]
(局所有限性)
因果集合 \((C,\prec)\) において,2点 \(x,y \in C\) に対して,
\[ I[x,y] := \{ z \in C \mid x \prec z \prec y \} \]
を因果区間という。
点 \(x \in C\) に対して,
\[ \mathrm{Fut}(x) := \{ y \in C \mid x \prec y \} \]
を \(x\) の未来という。
点 \(x \in C\) に対して,
\[ \mathrm{Past}(x) := \{ y \in C \mid y \prec x \} \]
を \(x\) の過去という。
点 \(x,y \in C\) に対して,
\[ A[x,y] := \mathrm{Fut}(x) \cap \mathrm{Past}(y) \]
を Alexandrov 区間という。
集合 \(C\) の濃度を
\[ |C| \]
と書き,要素の個数を表す。
因果集合理論においては,連続時空の体積は点の数によって与えられると考える:
\[ \text{Volume} \sim |C| \]
すなわち,「体積は要素数に比例する」という対応が基本原理である。
命題の内容を書く。
補題の内容を書く。
系の内容を書く。